こんにちは、パーマをかけうしろ姿がすっかりおばちゃまになってしまった島田です。
おじさんからおばさんへ・・・若返り失敗(涙)
さーーーー!気を取り直して、本日はタイヤのお話。
ま、キャンピングカーに限った話でもないのですが、夏に向かうこの時期、非常に多いトラブルはタイヤなんです。
タイヤといったら、パンクぐらいしか思いつかないかもしれませんが本日はタイヤトラブルに関するあれこれを、元タイヤ屋さんの島田がご紹介!
はじめて見る方も多いのではないでしょうか?タイヤってこういう構造になっています。
まずはパンクのお話。
タイヤの横に何か刺さって修理に行ったら『ココは修理不可です』なんて言われた経験がある方も多いのでは?②ショルダー部③サイドウォール部はすごく弱い部分でココに刺さったら一発アウト!治してもゴムが裂けてきちゃうんですね。タイヤのパンクをきっちり直そうと思うと①トレッド部のほんと真ん中位に刺さらないとダメなんです。基本パンクはタイヤをホイールから外しタイヤの内側から治すんです。裏にあて物(パッチ)を貼れる場所が有り ⑤ベルトを貫通させることが出来る場所のみが完全にパンク修理できる場所なんで、ほとんどの場合パンク=タイヤ交換となることが多いんです。
タイヤって高価なんで、極力交換したくないですからね。でも、交換しないことで起こる事故を考えると・・・昔は説得するのが大変でした(笑)
さて、つづいてはキャンピングカーによくある『バースト』。なぜ起こるかをご紹介。
バーストのほとんどの原因は『空気圧不足』なんです。空気が減ると③サイドウォール部がたわみ、そのたわんだ部分に熱がこもりゴムが薄くなって、高速などで内圧が上がり薄くなった部分が破裂するというのが第一原因。
その他には、タイヤ側面の③サイドウォール部を縁石などで激しく擦ってしまった場合。これは、すぐに症状が出る場合とそうでない場合が有ります。⑥カーカスはタイヤ内部の圧力を均等に保つ役割があるのですが、縁石などで擦った場合カーカスに隙間が出来、内部の空気圧力が外に出ようとして、バーストする場合(下記参照)があります。
その他にも、タイヤに深い傷などが入り⑤ベルト部分(スチール製)に水が入り込み、走行中の熱なども加わり①トレッドと⑤ベルトが剥離して起こる『ヒートセパレーション』からくるバーストも多いですね。(よく、道の端っこにタイヤの表面が剥離したのが落ちてますよね)この『ヒートセパレーション』は、すごく古いタイヤだったり、ほとんど乗ってなく溝はあるから大丈夫と思ってタイヤ交換してない車でも考えられます。
こんな感じで、バーストする原因ってほとんどがちょっとした心の隙が起こす物なんです。タイヤの空気圧は最低でも1ヶ月に1回は見たいものですね。
特にキャブコンのユーザー様は空気圧チェックセンサーなどつけるといいんですけどね。ちょっと高価なんで・・・
ちなみに、空気圧低いタイヤのタイヤの減りかたご紹介。
こんな感じで、両サイドが減っていきます。
今一度、お乗りのお車のタイヤの減りかた&キズなどチェックしてみて下さいね。
気になる点あれば、名古屋店島田まで是非ご相談下さい。