キャンピングカーランド×京都精華大学×レクビィによる産学連携授業
※以下プレスリリースより
京都精華大学、株式会社キャンピングカーランド、株式会社レクビィによる連携事業「キャンピングカー制作プロジェクト」で、学生が制作したキャンピングカーが完成し、12月22日に京都精華大学でお披露目会を行いました。
このプロジェクトは、全学部の学生が履修可能な共通教育科目「社会実践育成プログラム」で実施した約50種類の連携授業の一つ、「キャンピングカーの新しいデザイン提案」授業にて実施されたものです。京都精華大学の全学部(国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部)から履修学生を募り、販売ターゲットの想定、車両のデザインと制作、製品の販売方法を産学共同で行い、今後実車7台が製造・販売されます
このたび完成した車両は、2024年2月の「ジャパンキャンピングカーショー2024(会場:幕張メッセ)」で発表・発売する予定です。
授業「キャンピングカーの新しいデザイン提案」の取り組み内容
本授業は2023年度第2クォータ—(6月~7月)の約2か月間、5回に渡って開講されました。受講生は、デザイン学部プロダクトデザイン学科の2年生を中心に、デジタルクリエイションコース、メディア表現学部など複数の学部から約20名が参加しました。
5回の授業のなかで、学生たちはキャンピングカーについての基礎知識を身につけ、一人ずつ企画案のプレゼンテーションを行い、選出された案をグループで突き詰めて制作していきました。7月末には株式会社キャンピングカーランド、株式会社レクビィのみなさまに向けて、デザイン案の資料提出とともに最終プレゼンを実施。提案をもとに実装いただいた車両が完成し、京都精華大学にてお披露目となりました。
京都精華大学コラボ車両のコンセプト
このたび完成した車両は、老若男女問わずキャンピングカーを楽しめることをめざし、「遊び心」をキーワードに制作されました。青やオレンジで構成されたポップなカラー展開は、従来メインの客層ではない女性客も意識してデザインし、より広いターゲットの獲得をめざしています。且つ、目の刺激にならない程度の彩度に調整し、安全に運転できる環境デザインも意識しました。
お披露目会には多くのメディア関係者の方が参加され、学生たちへのインタビューや車内の細部までご覧になる等、これまでにない産学連携プロジェクトに反響をいただきました。
同車両は、2024年2月2日(金)から5日(月)にかけて行われる「ジャパンキャンピングカーショー2024(会場:幕張メッセ)」にて出展し、一般の方に広くご紹介する予定です。
大学での授業やお披露目など、いろんな場面で取材に来ていただいた渡部竜生様の記事は下記になります。